フォークリフトの運転技術を競う大会が、前橋市荒口町の県大型特殊自動車練習所などで開かれた。県内各地から13人が参加し、女性の部では日通群馬物流の梅本直子さん(52)が、一般の部では日本通運群馬支店の石倉利啓さん(45)が優勝した。
県内の陸運事業者らでつくる陸上貨物運送事業労働災害防止協会県支部の主催で、運転技術と安全意識などを高め、事故防止につなげることが狙い。
大会は21日に行われ、参加者は、整備不良のある車体の点検作業や、荷物の運搬作業をする実技試験と、車両の知識などを問う筆記試験に挑戦した。実技では、真剣な表情でハンドルを握り、正確な技術を披露していた。
優勝した2人は10月に愛知県みよし市で行われる全国大会に出場する。